2011年3月29日 (火)
木工作家toro*toroさんに会いに行きました。
フェリシモ女子DIY部では
小さな箱を作ったり、棚を作ったりしながら
DIYに親しんでいける、木工キットを販売する予定です。
木工キットのデザインは
広島県呉市にお住まいで、どこか懐かしくて、かわいい木工作品を制作・販売されているtoro*toroさんにお願いすることになりました。
そこで、インタビューがてら、
広島県までtoro*toroさんに会いにいってまいりました。
その様子を部員のゆうこがご紹介します。
torotoroさんがお住まいの広島県呉市は
旧海軍にまつわる歴史的な建造物が残されていたり、 港町の風情があったりと、とてもおもしろいところ。港町らしく、海からすぐ急な坂道になっていて、少し坂道を登っただけで海の景色が楽しめる、すてきな街。瀬戸内海に面しているからか気候も穏やかで、ここに住んでいたらたいそう穏やかでやわらかな気持ちになれそうな、気がします。
屋根瓦の先にあるのは海……!
呉駅から少し歩いて、突然現れた急な坂道。その途中に、toro*toroさんのご自宅兼アトリエがありました。
このおうちが大変立派な門のある、築100年の和風なおうちで、中からtoro*toroさんが迎えてくださって「あ、ここであってたんだ!」と驚きました。
(その後、お話していくうちに、木工をするためにお引越しされたことが判明して、さらにびっくりするのでした)
■木工を始めたキッカケ
tororotoさんが木工を始められたのは、新しくマンションを購入されたときに、「おうちのここらへんに、ちょうどいい棚があればいいなぁ」と思って、簡単なものを買ってきてつけて……というのがきっかけでした。その作業がとても楽しくて、「もうちょっとドライバーがほしいな」とか、「かなづちがほしいな」と思い始めたときに、実家のおじいさんが以前に使っていた大工道具があったことを思い出したそうです。
おじいさんはなくなられてから何年かたっていたそうなのですが、元々家具屋の息子さんだったおじいさんは、学習机や家の収納棚を全部手作りしていて、そのそばで小さなtoro*toroさんは、おがくずで遊んだりとか、折れた釘をもらって集めたりとかなどされてたそうです。
大工道具を手に入れたtoro*toroさんは、そこから木工の道にどんどんはまっていくことになります。
でも、自宅はマンション住まいのため作業がしにくいということで、家から少しはなれた崖の上の空き家をアトリエとして安く借りることにしました。
しばらくはそのアトリエに通いながら、受けた注文の品を作っていましたが、家庭の主婦業もこなさなくてはならないtoro*toroさんにとって、アトリエにいってペンキを塗って乾くのを待つ間にもう帰らなくてはならない状況がだんだんと大変になってきて、そうしている間に「家とアトリエが同じ場所にあれば、おうちのこともしながら、木工もして、時間を上手に使えるのにな……」と考えるようになったそうです。
そんなとき、toro*toroさんの旦那さまが、この築100年が空き家になっているのを見つけてきてくれたそうで、ここなら庭も広いし、思い切り作業できるのではということで、とうとう自宅マンションから、引っ越しを決意することに……!! 引っ越してから本当に毎日が楽しくて楽しくて、どこにも行きたくないくらい、おうちが気に入られたそうです。
現在の自宅兼アトリエは借家なのですが古いおうちなので好きにつついてもいいよ!と大家さんから許可をもらっているとのこと。toro*toroさんにとっては少しずつ「暮らしながら自分の色に変えていける住まい」というのがちょうどよかったそうです。
途中、toro*toroさんの作品のカップボードでケーキのおもてなしで感激。おしゃれなカフェタイムです
■木工へのこだわり
toro*toroさんの作品は、シンプルなトレーから、大きめの棚までいろいろありますが、作るにあたっては、繰り返しの作業の中から発見されるコツがたくさんあるそうです。
ただ木を切って、塗料を塗って……という作業だけでは、お気に入りにはなりません。金づちでたたいたり、やすりをかけたり、塗料を塗ったあとに、もう一度サンドペーパーかけたり、洗ったり、拭いたり……などいろいろと手間をかけることでやっと素敵なものに仕上がります。
さわり心地も大切にしたいから、ペンキ塗ったあとの仕上げだと、ざらざらしてたり、タオルで拭いてひっかかるようなものは、さらにやすりをかけて滑らかにしていきます。おうちで使うものなら、汚れてもふきんで拭いて、きれいにできる、そういう使い勝手のよさも大切にされているそうです。
そんなひとつひとつの作業や、作品に対するこだわりが積み重なって、toro*toroさんらしいものが出来上がっていくのだなと感じました。
縁側で待機中の制作途中のトレー。
さてさて、
toro*toroさんの木工への想い、みなさんに伝わりましたでしょうか。
そんなtoro*toroさんがデザインしたどこか懐かしい雰囲気のある木工を
金づちなんて握ったことない!という人も自分でつくれる木工のキットを順次、販売する予定です。
どうぞご期待くださいね。
★toro*toroさんのWEBサイト http://torotoro.info/
★フェリシモ女子DIY部
木工についてのアンケートにご協力ください。コメント欄へ回答をお願いします。
Q あなたが木工でつくってみたいものは何ですか? またその理由も教えてください。
例:ディスプレイラック、本棚、収納箱、引き出し、壁棚、テーブル、スツール
















こういうの待っていました!!
近所に木工を教えてくれるおじさんやおじいさんいないかな?
とか思っていたところで(笑)
家の中にピッタリ収まる【棚】【箱】が作りたくって!!
意外にないのが、高さと幅がA4、奥行はB5縦で収まるサイズの箱。
投稿: みー | 2011年6月14日 (火) 10時02分
台所のしきり兼用の調理台です。居間からゴチャゴチャした台所が丸見えなので。簡単に棚でもいいかと(それならすぐに出来る)おもっています。
投稿: カイハハ | 2011年5月11日 (水) 14時41分
木工はもともと好きなんですけど真っ直ぐ切れないとか直角にして釘が打てないとか微妙に不器用。
今一番作りたいのは収納式ベッドでいいアイデア(と私は思っている。)はあるんですけど、作るのはなかなか難しそうです。
ぜったいヒットする…と思うんですけど、デザインコンテストとかあるといいなと思います。
投稿: だみあん | 2011年4月19日 (火) 00時16分
つくってみたい木工のアンケートへ回答ありがとうございます!
それぞれの生活にぴったりの家具って案外見つからないものですよね。だからこそ、私も自分の手で作れるようになりたいと意気込んでおります。
ご意見、引き続き募集中ですので、ぜひみなさまお声をお聞かせください。
ちなみに部員のユウコは、本が大好きなのでひるねさまと同じく、シンプルな本棚を作ってみたいと思っています。
投稿: 女子DIY部 ユウコ | 2011年4月13日 (水) 18時34分
ダイニングテーブル
(理由)
市販のものに、気に入ったものや、部屋のイメージに合うものがないので、気に入った木材を買って自分で作れるのでは??と思っています。(難しい!?)
あわせて、椅子とベンチを作りたいです。
投稿: 白ごはん | 2011年4月 9日 (土) 22時12分
torotoroさん大好きです!! いろいろ木工品購入させていただきました。かわいくて大好きです。さすがフェリシモさん♪
さてさてそのtorotoroさんワールドを自分で作るとなると……調味料がおける棚とか(他社で申し訳ないですが 無印良品さんの壁に取り付けられるシリーズのようなもの)いいですね。
投稿: ゆみきち | 2011年4月 7日 (木) 16時00分
最近、消しゴムはんこに凝っていて
たくさん増えたものを きちんとしまえる
収納箱が作りたいです。
ただ……デザインが思いつかなくて
実行に移していません(泣)
投稿: わいるどぼあー | 2011年4月 4日 (月) 02時26分
【本棚】です。
扉もガラスも模様も、なんの装飾もいらない。ただ本がたくさん入る、それだけのシンプルな本棚にはホームセンターなどでは出会えません。
かといって私には、理想の本棚を自分で作る技術も体力もありません~><
投稿: ひるね | 2011年4月 3日 (日) 12時31分